ワニミのブログ

(ダメゲー ウォーカーのマニアックな日記)
ゲームのこと、日々のこと、いろいろ。自分に向けた、ハ ナ シ 。
「言論の自由、表現の自由、思想信条の自由のある民主主義体制に感謝しつつ。」
Sorry, Japanese language only.
記事・発言の効能
OCSシステム解説
Operational Combat Series(The Gamers/MMP)

・OCSはプレイバランスが破綻しているのか?

・つらつら考えるに、(もしかすると、いや、おそらく、)OCSは破綻しているのかも知れませんびっくり

注:「システム整合性の破綻」ではなく、「プレイバランスの破綻」についてです。
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世には、OCSに否定的な意見も仄聞されます。

・曰く、「...で破綻している。」、曰く、「...でゲームになら無い。」etc. etc.

では、
・「破綻している!」とは何を指して言うのでしょうか?
・「ゲームに成らない!」とはどういう現象でしょうか?

一般の受け手は、言葉通りに受け止めるでしょう。
・対して、発言者の側には(当然なことして)発言者としての意図があり、条件や保留事項があるのかも知れません。

○受け手側は、この点を"見えないままに"、あるいは、"行間から読み取って"、理解しないと行けないのでしょうか
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世には、OCSを機嫌よくプレイしてるグループがあります。

・ワニミはソロプレイで、楽しくプレイしています。
・ワニミはルール理解の為、同好の士と研究を開始した所です。

・また、国内にはOCSを頻繁にプレイする上級者のグループの方も居られ、ワニミは、最近接触しプレイを同じにまでしています。
・更に、国内のwebページにはOCSのリプレイを公開しているグループがいくつか居られます。

・加えて、海外ではOCSタイトルの多くがプレイをなされ、EatGやGB2に至っては、キャンペーンプレイの内容がweb上で公開さえされています。

○ワニミもその"端くれ"として、このページをお届けしています。
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世には、OCSをプレイして破綻した経験が溢れている。

・OCSを実際にプレイしてみた時に、「破綻を目の当たりした」、あるいは、「破綻を実際に経験した」という報告をされている方がいます。
・この体験は事実であり、実際に感じた事に疑いの余地はありません
・しかも、破綻の経験を訴えるプレイヤーは、一角の経験を持つ上級のプレイヤーであることも、また事実の様です。

○もしかすると、OCSのプレイは本来的に破綻するものなのかも知れません。
("システムVerUp"や"個別タイトル"との相関も考えられますが、いずれにしてもOCSの中で起きている事として、一度置くことします。)
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OCSの破綻プレイは、プレイヤの技術(スキル)でカバーできるのか?/できないのか?

この2点の組合せから、考えるに:
・「彼らに、ゲームを"破綻させるだけのスキルが有り"、我々にはゲームを"破綻させるだけスキルが無い"。」と言う事なのかもしれません。
また逆に、
・「彼らに、ゲームを"破綻させ無いだけのスキルが無く"、我々にはゲームを"破綻させ無いだけのスキルが有る"。」という事なのかもしれません。

○これは、(現実問題、)検証できる内容とは思えません。
誰もこの検証の為にコストを掛けたい等とは思わないでしょう。
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OCSの破綻プレイは、プレイヤの感性で許容できるのか?/できないのか?

あるいは:
・「彼らに、ゲームの"破綻を理解できるだけの感性があって"、我々にはゲームの"破綻を理解できるだけの感性が無いだけ"。」と言う事なのかもしれません。
また逆に、
・「彼らに、ゲームの"破綻を許容できるだけの感性がなく"、我々にはゲームの"破綻を許容できるだけの感性があるだけ"。」と言う事なのかもしれません。
(この部分、"破綻"の定義により、各人の評価が変わる所でしょう。)

○これは、志向(嗜好)の問題であって、各人が実際に体験して評価するしかないでしょう。
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さて、ここで、世のOCS情報を見ておきましょう。
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これまでの(ワニミが確認した、)OCS関連の(日本国内の)雑誌記事をまとめてみましょう。
"*(〜)"の部分、ワニミの目を引いた点。

(旧)Game Journal VOL.41「特集:東部戦線」
「Enemy at the Gateを評価する!!〜実際のプレイから〜」(吉川正和 氏)
*(解り易く、丁寧で、数値解析をも含む、EatG解説&解析記事。本邦でのOCS評価を決定付けた金字塔的作品。)

(旧)Game Journal VOL.50/58/62
「最新SLG情報」
*(OCS関連の記事あり、軽い紹介です。)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 5(1995.09)
新作ゲーム・ガイド
The Gamers「TUNISIA」
*(付録ゲームのルールとして本誌とは別冊に掲載です。)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 9(1996.06)
ショートラウンズ東部戦線の作戦級ゲーム紹介
「一九四二年夏〜ハリコフ戦」Enemy at the Gates
*(「・・・ゲームとして成立しないのが現状です。」って悲しい。)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 33(2000.06)
「90年代の東部戦線ゲームを総括する」
1941「グーデリアンズ ブリッツクリーク」
1943「エネミー アット ザ ゲイト」
1944「フーベズ ポケット」
*(各コメントが否定的な気が...悲しい。)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 05/15/16/17/25/26/27/28/34
*(OCS関連の広告、記事あり、1コメント程度悲しい。)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 42(2001.12)
「NEW COMERS」「グデーリアンズ・ブリッツクリーク2」
*(概説です。)

ゲームジャーナル癸(2002.03)
「Game Guide」「グデーリアンズブリッツクリーク(ゲーマーズ社)」(古角 博明 氏)
*(概説です。)

ゲームジャーナル癸(2002.09)
「1942〜43年冬春期戦 ブックガイド」(佐藤俊之 氏)
その他「Enemy at the Gates」
*(「Ver3.0とあわせて」って嬉しい。)

ゲームジャーナル癸(2003.06)
「ウォーゲームメーカーの興亡 20世紀商業ウォーゲーム小史:7」(佐藤俊之 氏)
「3 新しい力」
*(OCSのトータルコンセプト、特徴を解説。魅力的に表現。)

ゲームジャーナル癸(2003.09)
「Game Guide」「The Forgotten War(MMP)」(五番清原 氏)
*(概説です。)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 53(2003.10)
「Viva Crusaders!」■Campaign for North Africa(対 DAK)
*(比較で1コメントです。)

PLAN SUNSET(サンセットゲームズ)Vol.1(2004.03)
「作戦級の新たなるスタンダード」-The Gamers/MMP社-「OCS」システム紹介(佐野 基 氏)
*(解り易く丁寧な説明。本邦初の肯定的OCS詳細解説記事では?楽しい

コマンドマガジン日本版 ISSUE 58(2004.08)
「朝鮮戦争ゲーム総覧(1950年から近未来まで)」Korea:TFW
*(概説です。)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 68(2006.04)
「シチリア狂想曲 〜シチリア戦SGあれこれ〜」「OCS:シシリー 勝利と愚行 SICILY Triumph & Folly」(野上 靖 氏)
*(「緻密で乱暴なゲーム」との評価に筆者の知性と見識を感じます。中立以上に好意的な解説です。楽しい)
(航空ルールの説明はシシリー当時のv3.0の直線飛行ルールになっていますが、ワニミはv3.1の直置きの方がプレイしやすいと思います。)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 70(2006.08)
フーベ第1装甲軍ゲームあれこれ Hube's Pocket(野上 靖氏)
*(全体の論調として、OCSについて、好意的な解説との印象を受けます。楽しい)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 72(2006.12)
ユニットよもやま物語 ドイツの科学は世界一ィ〜!?
*(こう言うネタ記事にもOCSが使ってもらえる位、メジャーになって来たんだと、感嘆!)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 77(2007.10)
「ビルマに散った日本陸軍最後の攻勢」BURUMA/OCS(GAMERS)
文/木全孝幸 氏
*(ベテランプレイヤーによる、懇切丁寧な解説ですよ。)

PLAN SUNSET(サンセットゲームズ)Vol.3(2007.10)
「エネミー・アット・ザ・ゲイツを考える」
「Guderian's Blitzkrie 2 プレイレポート」
*(記事内に鰐見の名前も見えます。けど、内容的には、Webとかぶる所が多くて残念です。)

ゲームジャーナル25(2007.12)
「ゲームで歴史を楽しもう!」(by DSSSM 氏)
*(DAK2のマニアな感じのマニア向け記事です。ホント、楽しい楽しい

コマンドマガジン日本版 ISSUE 79(2007.02)
「NEW COMERS」「CASE BLUE」
*(概説です。)

ゲームジャーナル26(2008.03)
「最新SLG情報」
*(OCS関連の記事あり、CaseBlueの軽い紹介です。)

コマンドマガジン日本版 ISSUE 85(2009.02)
ユニットよもやま物語 レッドハリケーン
*(GB2のエアロさん部隊が話題になってます。)

ゲームジャーナル30(2009.03)
「最新SLG情報」
*(OCS関連の記事あり、Burma2の軽い紹介です。)

コマンドマガジン日本版 Vol.94(Sep.-Oct.2010)
ゲームで読み解くビルマ戦役 BURMA(MMP)
*(「ただ総合的に判断すれば、ハードルはやや高いものの(それでも十分プレイは可能)、『Burma』の完成度が高いといえるだろうか。」との事です。グッド

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これまでの(ワニミが確認した、)OCS関連のweb記事をまとめてみましょう。
"*(〜)"の部分、ワニミの目を引いた点。

Seamoonの隠れ家王冠
*(旧名:「Kenobiの隠れ家」が改名のご様子です。)
*(日本語で読めるOCS紹介ページの元祖。最高に大系的な紹介記事です。)
*(リニューアル進行中です。2006.02)

2001年度 IMMELMANN活動報告王冠
*(各タイトルを順にプレイされていく様は驚嘆の的です。)

○ウォーゲーム武芸帳
バルティック・ギャップの戦い(その1)王冠
バルティック・ギャップの戦い(その2)王冠
*(今まで漏れてました。冷や汗)

KMT'S Game Life王冠
2009.10.29王冠
*(OCSのベテラン:KMTさんのブログ、OCSのリプレイがアップされています。)

天下布武王冠
*(OCS専門掲示板、OCS作戦研究を収録。)

指輪世界の第二日記王冠
*("OCSにおける補給物資消費システムとS字曲線王冠"も秀逸!)
*(GameJournal41号OCS紹介記事推考王冠)

Elan Vital王冠
*(浜松組:絶影さんのブログ、OCSのリプレイがアップされています。)

Sideway-Shiffle王冠
*(小説家さんのブログ、OCS Burmaがプレイされています。)

○関東の名門サークルYSGAさんでの一コマ:
2007/09/08のBlog王冠
2008/09/07のBlog王冠
*(ビルマがプレイ中です。)

琥珀色のノート−2009年10月26日 [その他(ウォーゲーム関係)]王冠
*世界的ゲームデザイナー:山崎さんのブログです。OCS:コリアで入門のご様子です。インストラクターはKMT氏王冠だし・・・。

石田治部日記−OCS コリア王冠
*(ベテランゲーマさんによるファーストインプレッションです。)

戦闘結果表王冠
*(気鋭のゲームブロガーさんの1ページです。DAK2が紹介されています。)

幻庵おぼえがき王冠
*(新作『Baltic Gap』をいち早くプレイ紹介の記事)

鬱ろぐ弐式王冠
*(OCSベテランプレイヤーさんによる『Baltic Gap』プレイレポです。)

del.icio.us / takasawa /王冠
*(ご存知、たかさわ さんのゲーム猿のページ。OCS関連のみ集約。)
*(ここの件数、『ASLだけは兎も角として』他のシリーズには負けない様ドンドンアップしよう。)
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破綻していると楽しくないのか?

・破綻しているか?/していないか?は、"破綻"の言葉としての定義と各人の感性が相関して評価されるものであって、絶対評価は難しいのではないでしょうか?
・現に(ヘボかも知れんが)ワニミは、OCSを楽しくプレイしてる状況をブログに公開しています。

・もし、OCSに興味をお持ちならば、一度味見して頂くことをお勧めします。
・OCSは、"破綻してはいるが楽しいシミュレーションゲーム"なのかも知れませんし、あるいは、
"破綻もしていないし、加えて楽しいシミュレーションゲーム"なのかも知れません。
○何れにしても(ワニミと感性が遇えば楽しい)、楽しめること受けあいです。グッド
ご注意ください。↑↑↑↑↑↑↑↑↑ココ重要です。見る

ここで、"破綻"はプレイバランスに限定して使用しています。
シミュレーションゲームとしてのシステム整合性が取れていないシステムは、
例えプレイバランスが良くても、ワニミには楽しくありません。
| 鰐見(ワニミ) | ++OCSシステムの効能 | 00:00 | comments(25) | - |
NoZocの問題って、システムとして破綻してるという意味なんだろうか?
ワニミの理解が足りてないのかも?

アンバランスになり易い、天秤が振れ易いだったら、両方の陣営にとっても同じだよネ。
| ワニミ | 2006/01/20 7:54 PM |
メディアの影響は大きいですね。
私のようにOCSを知らない人間にとって、否定的な評価が多く出ているOCSにリソースをつぎ込むのは、かなりの勇気を必要とします。

 「メディアの意見なんて他人の意見なんだから、自分で確かめて、自分で評価しなければわからない」

というのは正解には違いないのですが、投入できるリソースに限度がある我々普通人にとって、メディアの情報というのは1つの行動指針になることは間違いないです。
| もりつち | 2006/01/21 10:10 AM |
ご説ご尤もです。
その昔でしたら、コミュニティの中に各方面それぞれに詳しい信頼できる身内が居たのですが、今ではそれも適わぬ夢の様です。

ですが今では、web(blog)を使って気軽に発信できるインフラが整いつつあります。
貪欲に情報を集め、また、発信して行きたいと思います。

これからも、ワニミのブログを宜しくお願いします。
| ワニミ | 2006/01/21 11:34 AM |
こんにちは。はじめまして。
ワニミさんのOCSブログ、大変興味深く拝見しています。
「OCSが好き」ということがストレートに伝わってきて大変好感を持っています。私はウォーゲームをプレイする際にもっとも必要なのは一途な愛情ではないかと以前から思っていまして、そういう意味で大変共感している次第です。

ゲーム評論というのは「無責任だからこそ楽しい」と昔々のタクテクス記事にあったようなところがありますが、世の皆さんには他の人にもわかるようになるべく分析的・解析的に批評をしてもらいたいですね。そうでないと読んでいても、さっぱりわからないですから。

私はここ数年(10年かな?)根性と投入可能時間が減少するばかりなので、OCSのようなビッグなゲームにはとても手を出せそうもありませんが、ワニミさんはぜひこの調子で楽しいブログを続けて下さい。

僕もいつの日か押入れに眠るチュニジアができればいいのですが...。
| 佐藤(Pum) | 2006/01/21 12:35 PM |
佐藤(Pum)さん、コメント有り難う御座います。
貴重なご意見有り難う御座います。

○「OCSが好き」が伝わっておりましたら、大変光栄です。
○ただ、これからは"他の人にもわかるようになるべく分析的・解析的に"解説できるように努力していきたく意を新たにしております。

○ワニミもチュニジアは積読(つんどく)ですので、いつか日の目を見たら良いのですが、...。

これからも、ワニミのブログを宜しくお願いします。
| ワニミ | 2006/01/21 1:13 PM |
はじめまして。いつも興味深く読んでいます。
OCSシリーズに特化したとも言えるブログに深い感銘を受けています。
 私もいつぞやチャレンジしようかと虎視眈々と狙っているのですが、スペース的、時間的な理由など中々果たせないでいます。
 また関西のウォーゲーマーのブログも珍しいので陰ながら応援いたします。
| ぐちーず | 2006/01/21 2:04 PM |
ぐちーず さん、コメント有り難う御座います。

・始めてまだ間がないもので、OCSしかもEatGばかりになっております。
・"狭く深く"が性分なもので、おそらく今後もさほど変わり映えしないかも知れません。
・よろしければ、お付き合いください。

・こちらこそ、"THEN WHAT?"は楽しく拝見させて頂いております。
・あるいは、関西でご活動中なのでしょうか?

これからもワニミのブログを宜しくお願いします。
| ワニミ | 2006/01/21 5:26 PM |
お世話になります。
ひょっとしたら以下の発言はこの場にそぐわない発言になるかもしれませんが、その点はご容赦願います。

久しぶりにGJ#41の記事を読み返してみました。

 旧Game Journal#41号(1996年12月号)
 「Enemy at the Gateを評価する - 実際のプレイから」 吉川正和氏

この記事の筆者が主張するところは以下のように要約できるかと思います。

1.結論
 独軍のオーバーラン攻撃が必勝法となっていて、ゲームをつまらなくしている。
2.その理由
 (1) 独軍の練度が高いために低比率でも容易にオーバーランが成立する。
 (2) マップ面積に対する部隊密度が小さく、全戦線を強固に固めることはできない。
 (3) ZOCの拘束力が弱く、また独軍装甲部隊が快速のため、オーバーランで空けた穴から容易に戦線後方へ侵入できる。
 (4) 戦線後方に侵入した独装甲部隊は赤軍補給ネットワークを崩壊させ、その結果赤軍は壊滅的な打撃を被る。

記事の内容を読めば「なるほど、つまらないゲームだね」と思ってしまいます。
しかしワニミ様がOCSを楽しくプレイされているのはまた事実です。同じゲームなのにどうしてこんなに評価が違うのか。第3者から見ればとても不思議に思えるのです。この点についてワニミ様はどのようにお考えなのか?。お聞かせ頂ければ幸いに思います。

決して否定的な見解を書いて「嫌がらせ」をするつもりはないのですが、OCSを前にして「躊躇」している小心な1ゲーマーの不安の発露ということで、ご容赦頂ければ幸いに思います。

今後ともよろしくお願いします。
| もりつち | 2006/01/22 8:00 PM |
もりつち様、コメント有り難う御座います。

ご指摘・ご質問の件、全くご尤もな疑問と存じます。
率直に言って、自分でも体系つけて説明できるまで検討できていないのが現状です。
一応、OCS(EatG)(051204):http://wanimi.blog.bai.ne.jp/?eid=29582
が自分なりの(現状での)分析です。

そこで、分析の順を追ってご説明します。

1.旧GJ記事の結論について
・旧GJ記事の解析・主張は全く妥当な内容です。
・もりつち様の要約も同様に妥当と考えます。
・実際にOCSを触りだした時期には(この記事を意識していた勢もあって)、ワニミはミニシナリオをソロプレイして、突破蹂躙だけで「何だ、こりゃ?」の状態でした。

2.小規模シナリオ
・この現象は、EatGの、"チル河の戦い"、"冬の嵐作戦"、"星作戦"シナリオに顕著に見られます。
・シナリオの勝利条件もこの蹂躙だけで達成されてしまいます。
(この点、何等配慮されていない点は、全く疑問です。)
3.中規模シナリオ
・ただし、EatGの"駆足作戦"、"小土星作戦"とシナリオの規模が大きくなるにつれ気にならなくなります。
・シナリオ全体を運営する事が優先で、1個装甲師団/1個戦車軍団のギャンビットに固執できないのです。
・この点、浜松有志の検討を、OCS専門掲示板にて、ご教示いただいたのも効いています。
4.大規模シナリオ
・さらに、EatGの"天王星作戦"、"南ロシアキャンペーン"と大きくなると、1個装甲師団/1個戦車軍団の突破ごときは、痛痒ではなくなってきます。
・更に重大な軍団、軍、軍集団の危機・課題・好機が相手となるからです。
・"この傾向"はワニミがSGに求める機能とも合致しており高評価です。

5.VerUp
・旧GJ記事の当時からシステムルールがVerUpされています。
・蹂躙爆撃の1unit制限は、具体的な効果は解りませんが、現象が緩和してることは確実です。
・EatGより後の作品、HPやGB2では上記の小規模シナリオに相当する規模での入門シナリオは見当たりません。
・デザインノートに後方拠点の防衛放置は戒められており、防御すべきと明記されています。
・反省すべき点はシステムとして素直に改善を実施していると評価できます。

6.防御策
・ワニミは後方拠点の集約と航空基地規模拡大、塹壕構築による重防御体制を提唱しています。
・然る氏は航空爆撃や砲撃(殊に対応期)の牽制射撃の実施を提唱されています。

7.結論
・上記の通り、OCSに対する、"旧GJの主張"や"風聞される破綻"については、
○プレイシナリオの規模拡大
○システムVerUpの追随
○後方拠点への防御施策の実施
で対応・対策できると、ワニミは結論付けています。
*あと、5d6は楽しいです、コレ間違いありません。理屈では無いです。

以上、ワニミの極主観的な見解です。
尚、各人には、各人に個々の見解があってしかるべきと考えます。
(言論の自由、表現の自由のある民主主義体制に感謝しつつ。)
| ワニミ | 2006/01/22 9:52 PM |
丁寧な解説、ありがとうございました。
まとめると
 (1) ゲーム規模の増大による緩和
 (2) ゲームシステム改訂による緩和
の2点に集約できるようですね。

あとはプレイヤーが前線のみに部隊をばら撒くのではなく、後方の自軍重要拠点を守る必要がある、といったところでしょうか。

少し気になるのは、前述の吉川氏の記事で「マップの広さに対して部隊密度が足らない」という記述があったのですが、その点はいかがでしょうか?。

揚げ足を取るような質問ばかりで甚だ恐縮なのですが、お付き合い頂ければ幸いです。
| もりつち | 2006/01/22 10:17 PM |
早速のご返答ありがとう御座います。

ご質問の件について、知見をご回答します。

もりつち様もご存知の通り、ワニミは他の陸戦系のSGには精通しておる訳ではありませんので、確実ではないのですが、おそらくスカスカなのだと思われます。

ドラスタの様に、「(SetUpで)ZOCで!だけど、2列目までは一応埋まった。」とか、「ドン河沿いに全HEXをZOCで埋めよ!」とか、と言うのと比較すると雲泥の差があります。
OCSをZOC無と扱うと、単純に1/3倍ですから。

以前のリプレイの写真を見ていただくと解りやすいかも知れませんが、方面ごとにいくつかの島ができる感じです。

鉄道、道路の不通や、大河などの地形を当てにしての側面の開放はザラです。

これが普通だとワニミは思って居りましたが、冷静に過去の作品と比較すると確かに特異だと感じます。

ただし、EatGだけが特異なのかもしれません。
他のOCS作品のシナリオはSetUpもした事がありませんので、ワニミには不明です。

HPは部隊密度が高い旨、各紹介記事に謳ってあります。

もりつち様におかれましても"ムクムクとOCS気分が高まって"おりましたら、幸いです。
| ワニミ | 2006/01/22 10:42 PM |
なるほどです。
気になる点としては、独軍装甲部隊の快速性を考えた場合、側面開放が致命傷になりはしないか、ということです。

移動力=16とかいう独装甲部隊が走り回った場合、またそれを「抜け目のないプレイヤー」が操った場合、ひょっとして側面開放が致命傷になりはしないか、そんな危惧を少し感じてしまいます。

ソロプレイの場合ならば(無意識のうちに)「お互いに手加減」する場合があるので気にならないかも知れませんが、対人戦だとそのような危険はないのでしょうか?。
| もりつち | 2006/01/22 11:34 PM |
"ムクムクとOCS気分が高まって"いるかどうかは・・・ですが、お奨めのシナリオがあれば、教えて下さい。
また、その所要時間と所要人員、あとはマップの広さなども教えていただければ幸いです。
(別発言にしても構いませんよ)

よろしくお願いします。
| もりつち | 2006/01/22 11:36 PM |
ご質問の件。
危険は大いにあります。
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「側面を開放した、赤軍1個軍を追加トラックにSPを一杯にした、装甲師団で粉砕!!」
・OCSではありがちなシチュエーションだと思います。
・ミニシナリオ、ショートシナリオであれば、これでシナリオが決着。
・キャンペーンであれば、独装甲師団/装甲軍団に1〜2ターンのフリータイムを与えた赤軍へのお仕置きです。
○OCSを楽しむのには、この考え方ができるか?に掛かってくると思います。
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・因みに、EatGでは赤軍戦車軍団にもAR=5がいます。
・ル軍、ハ軍あたりには無敵で、ウラヌス自体がこの、精鋭で弱体部分を蹂躙で開始ですから、極普通の現象と思えば良いとワニミは考えています。
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・既述の対策をしても、史実で起こり得た大崩壊(ウラヌス、第3ハリコフ)はやっぱり起こると思います。
・加えて、ウラヌスの初動に赤軍大崩壊の可能性は0ではないし、第3次ハリコフで赤軍大突破の可能性も0ではないと思います。
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・ワニミのソロプレイでは、後方拠点を重防御していますので、装甲師団でのギャビットは自重しています。
・従って、本当の意味でのバランスまでは見極めてい無いのだと思います。
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最後にお勧めですが、"駆足作戦"がお勧めです。
あとワニミはもりつちブランドも好きですので、"そちらを優先的に"もお勧めします。
| ワニミ | 2006/01/23 12:14 AM |
解説ありがとうございます。
「史実で発生し得た大突破がゲーム上でも起こる危険性がある」
この点はOKです。
また大規模シナリオの場合、大突破を図るためには他戦線を犠牲にして攻勢正面を絞り込む必要があるみたいですね。この点もOK。
さて、そうするとあとは「史実では決して起こりえないような大突破をゲームでは実現できてしまうのか?」という疑問ですね。
その点は結局実際にプレイしてみないとわからないのでしょうね。
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ところで「駆足作戦」ってどんなシナリオでしょうか?。当方、東部戦線は専門外なので・・・。お手数おかけして申し訳ありません。少しだけ解説お願いします。

| もりつち | 2006/01/23 5:47 AM |
>側面開放
>鉄道、道路の不通や、大河などの地形を当てにしての側面の開放はザラ
フーベズポケットのセットアップで、派手な側面開放箇所の画像があります。
http://www.alphaares.com/galeria/05-2001/DSCF0018.html
こんなかんじです。御参考になれば。
手前が北になります。灰色がドイツ軍、赤がロシア軍です。
Vinnitsa南西を走る複線鉄道が、ずっと南東にあるKirovograd方面の戦力、つまりドイツ軍総戦力の約2/3への補給線です。おいおい無人の荒野だよ、これ本当に大丈夫なのか? と笑えてきますが、OCS防御側の担当を積んだZさんは「大丈夫大丈夫。守れるってこんなのハハハ」とおっしゃっています。
まあ僕も、このVinnitsa南の複線は守れていると思います。一度ためしたことがあります。
いやまてよ、この配置に、もう2個連隊置きたいかな。


>お奨めのシナリオ
横からで失礼ですが、お薦めのタイトルは、1人対1人ならTunisia(フルマップ2枚)、Korea(事実上フルマップ2枚)。いずれもシナリオは避け、キャンペーンが良いでしょう。OCSは(ウォーゲーム一般でそうだとも思うのですが)、二正面以上がないとトレードオフがなくてあまりよくないので。このふたつはユニット数も比較的少なく、扱いやすいです。
Burma(フルマップ2枚)をプレイした経験は少ないですが、入門用に良いと聞きます。これの人数は1v1か1v2ではないかと思います。
1v2ならSicily(フルマップ2枚)で独英米と分かれると、「うおぉ苦しいなあ…ってお前なに茶ぁ飲んでんだよ!!」「え?そっちそんな苦労してたの?」とかその逆とかのよれを楽しめます。上陸のルールを使わなくてはなりませんが、その分セットアップが無いので良いでしょう。これもキャンペーン。
2v2が揃うならHube's Pocket(フルマップ1.5枚)がお薦めです。殴ることで守るという攻勢防御の時期が比較的早く来る(というか最初からそう?)なので、いわば待ち時間が少なくて良いです。これもシナリオは避け、キャンペーンが良いです。
OCSのシナリオは練習用のようなんですが、練習している時間があったら数ターンでもキャンペーンをやる時間に使った方が良いと思いますです。
| 伊藤悠 | 2006/01/23 10:13 AM |
伊藤悠さん、コメント有り難う御座います。

あちらの(伊藤悠さんの)ページはレベルが高いですネ。
ワニミではとても着いて行けそうにないです。
("スパルタ王"とか、"俄然"とか。)

こちらは、ユルユルでお願いします。
| ワニミ | 2006/01/23 2:01 PM |
伊藤悠さん、はじめまして。
ご指南、ありがとうございます。
セットアップの画像見ました。確かにすごいですね。「側面開放」というよりも、独軍右翼なんて殆ど「包囲してね、よろしく」状態のようにも見えます。
シナリオの件もありがとうございました。テーマ的に面白そうなのはやはり東部戦線なので(ビルマ戦などもある意味面白いかも知れません)、ワニミ様ご推薦のEATG
かHube's Pocketあたりに興味があります。
機会があればOCSもチャレンジしたく思います。
それでは。
| もりつち | 2006/01/23 9:12 PM |
もりつち様。

「駆足作戦」はこちら。
http://wanimi.blog.bai.ne.jp/?cid=2625

宜しくお願いします。
| ワニミ | 2006/01/24 8:30 PM |
ワニミ様、どうもです。
じっくり研究します。
あと学研本でも読んで東部戦線を理解しないといけませんね。
では。
| もりつち | 2006/01/24 8:50 PM |
 もりつちさん、どうぞよろしく。
 独軍右翼、御目が高い。そいつらは包囲殲滅されます。はい。そこから赤軍が左方、東に進んで、コルスンポケット形成へ向う展開となっております。


 先日、GJ41号の記事をワニミさんにお貸し頂きましたが、読みまして、まとめてみます。
 まず、YSGAのかたがたはシナリオ10のマンシュタインズバックハンドブロー、そしてシナリオ5(か6)のリトルサターンを、それぞれ攻守を入れ換えて、つまり全部で4戦プレイしています。
 シナリオ10。シナリオ10なんて、EatG収録シナリオの一番最後です。もう展開が最後の5秒前まで史実通りに済んでいる状態。赤軍の先鋒が延びきっているところへ、カフカスから間に合ったマンシュタインの機甲戦力が勢揃いしている。こんなものをやる歴史的興味はともかく、ドイツ軍圧勝に御不満を言うとは…謎です。

 というわけで、リトルサターンのほうについて推察してみます。
★12-2-2の赤軍歩兵二個師団と3-2-2分遣一個連隊の三枚を平地に並べて、「強-弱-強の戦線」
★その8ヘクス先の荒地に、裸の司令部と油
 ……強-弱-強とはのんきな……弱-弱-弱です。しかも平地ですから、即死です。そしてその後ろに司令部と油だけのヘクス。完璧です。
★「戦線の長さに対してユニット数が少なすぎて、どうしてもウィークポイントを晒した戦線にならざるをえない」
★「対応策としては事前に攻撃予想地点に警戒のためのユニットを置くか、突入してきたユニットを(予備モードユニットで)リアクションフェイズにオーバーランするか、この2種類しかない」
 これでわかったように思います。どうやら横浜の赤軍は、リトルサターンの第一ターン先攻で、攻撃をかけつつ、第一線にべたーっとユニットをつなげている。そして「守るために攻撃予想地点にユニットを増やし、装甲戦力を予備モードで近くに置く」 つまり第一線を守るために第一線にユニットを送っている。戦力を前線に張り付けて、紙の戦線を皮の戦線にしている。
 第一ターン表が終わるころには、まんべんなく弱-弱-弱でつらなったユニット群が、独軍装甲師団眼前の平地上に並んでいるという情景です。その後方に司令部が油を抱えて裸。よって第一ターン裏で死にます。納得です。

 まさにこれは側面開放防御のケースと考えられます。側面開放を知らぬ者の末路だと。でも、まあ、始めて4回で、その内の2回は防御の勉強にならないシナリオですから…たしかに、わからないでしょう。仕方ないです。
 なまじユニットがあるEatGでなしに、もうガラッガラなKoreaあたりなら、笑いながら学べようものを。1996年当時だと、Tunisiaか…

 OCS式の防御法をするゲームって、他には何があるんですかね?
| 伊藤悠 | 2006/01/25 2:38 AM |
これまた、直球ど真中ですネ。

ワニミはスラッガー相手には、"外角低めのカーブしかもボールくさい所"から入る事にしています。
偶にでも、ドカーンとデカイのが当たるとイヤですから。
「ファーボールでも良いか。」位にしておいた方が、...。

大丈夫でしょうか?
| ワニミ | 2006/01/25 9:09 AM |
OCSをプレイされる方は「気の強い」方が多いみたいですね。
私は「楽しく」プレイしたい派なので、OCSはしばらく遠慮させて頂きます。
色々とありがとうございました。
| もりつち | 2006/01/25 10:37 PM |
ご気分を害したようで、失礼しました。
| 伊藤悠 | 2006/01/25 11:19 PM |
掲示板での言葉の行き来ですので、細かいニュアンスの所は難しいですヨネ。

ワニミは、伊藤悠さんのご解説に基本線で賛同です。
(記事本文の通り、実証するのは困難な課題と考えています。)

何れにしましても、「言論の自由、表現の自由、思想信条の自由のある民主主義体制に感謝しつつ。」コメントをお願いします。
| ワニミ | 2006/01/26 12:24 AM |









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